デリケートゾーンをボディーソープで洗っていると何が問題なのでしょうか。まず、男女共に気になるのがデリケートゾーンのニオイ。1日活動してお手洗いに行ったり、汗をかいたり蒸れたりしたデリケートゾーンは独特なニオイをこもらせています。このニオイが気になってゴシゴシ洗っている方はいませんか!?実はそれ逆効果です!また、ボディーソープは洗浄力が高い為、デリケートゾーンを守ってくれている常在菌まで洗い流してしまい、気になるニオイを発したり、おりものが多くなってしまう可能性があります。
それに比べて、デリケートゾーン専用のウォッシュは、守ってくれる常在菌は残しながら、雑菌や体内からの出た汚れ、恥垢(ちこう)をしっかり洗い流してくれます。ウォッシュの種類によっては殺菌・抗菌作用があり、肌荒れを防いでくれるもの・保湿成分を含んでおり肌の潤いを保ってくれるもの・敏感肌な方にも安心して使って頂ける低刺激タイプのもの。など悩みに合わせた様々なウォッシュがあります。
それではアンダーゾーン(デリケートゾーン)の洗浄の仕方はご存知でしょうか?頭皮を洗う際のシャンプーの場合は、しっかり泡立てて髪を包み込み、爪を立てずに指の腹で頭皮を優しくマッサージするように洗い上げます。こちらはご存知の方も多いのではないでしょか!?そしてこの頭皮のように、デリケートゾーンにも正しい洗浄の仕方があるんです。
デリケートゾーンは薄い皮膚で出来ておりとても繊細な肌です。さらに粘膜も繋がっているため複雑。それでいてデリケートゾーンの形や色は人によって違います。ですのでまずは自分のデリケートゾーンの形を確認しましょう。皮膚が複雑で、ヒダの大きさや溝が出来る部分も人によって異なります。恥垢(ちこう)と言われる垢が貯まりやすい部分も人それぞれ。自分のデリケートゾーンの形や構成を把握し、指の腹で優しく丁寧に洗い上げて下さい。また、膣には自浄作用があるので膣の中までで洗浄する必要はありません。しっかり構造まで把握するのもポイントです。
次に肌感(乾燥しているか、たるみが気になるが、皮膚は固いか柔らかいか)をしっかり把握しましょう。肌質を把握すればウォッシュ選びの際に、求める効果や成分を見極めることが出来ます。お肌が乾燥している場合、ゴシゴシ洗いやボディーソープの洗浄力が強い場合があります。黒ずみの原因にもなる乾燥はお肌の大敵!保湿成分も含んだウォッシュを選んであげて♡
たるみやシワが気になる場合はアンチエイジング効果のあるウォッシュがオススメ!また、ゴシゴシ洗いもお肌への負担がかかるので、しっかり泡立てて泡で包み込むようにやさしく洗い上げましょう♪
欧米ではデリケートゾーンの洗い方を学校で教わるほど基礎知識なんだそう。日本ではまだまだ知られていませんがアンダーゾーンの[ボディーソープとの使い分け][正しい洗い方]をしっかり身に着けて、ワンランク上の身だしなみを整えましょう!