永久脱毛は主に医療レーザーを使っています。
永久脱毛は一生毛が生えてこないと思っている方が多いですが、実はその認識は間違いです。クリニックなどで謳っている『永久脱毛』は永久的に毛が生えて来なくなると言う意味ではないのです。永久脱毛の『永久』とは ”脱毛完了後1ヶ月経った時点で、2割以下まで毛が生えてこない状態を永久脱毛” と定義されています。実際にツルツルになった、毛がなくなった、という方もいるので個人差はありますが、完全に毛がなくなる事をイメージしている方は、少しがっかりですよね、、、とはいえ2割以下まで毛が生えてこなくなる訳なので、VIOに関しては、Vラインまで全て毛を無くすオールオフか、またはVラインの毛を少し残すのか、という点でも悩みどころです。
お肌が弱い人やアトピー肌の人にとってはお肌のダメージが心配ですよね。医療レーザーで行われる永久脱毛は、普段カミソリや除毛クリームなどで自己処理することに比べるとお肌へのダメージは少ないです。レーザー脱毛を行えば、自己処理する頻度も減り、むしろお肌が弱い人にはオススメできます。
しかし、どんな脱毛方法でもアフターケアは大切ですので、いつも以上にお肌をいたわってあげてください!また効果をだすためには日焼けしないこと、乾燥させないことが大切になってきます。日焼けして炎症を起こしたり、黒くなりすぎると施術することができない場合があります。そして乾燥していると毛が抜けにくくなり、埋もれ毛や毛嚢炎になってしまうと、そこの箇所が施術できなくなります。
医療レーザーの痛みですが、一般的には『輪ゴムでバチンッと弾かれた痛み』と言われています。ですが実際は痛みの感じ方は個人差が大きく、例えがしにくいものです。せっかく綺麗になろうと決心しても、痛みが耐えられず中断してしまったら勿体ないですよね。痛みがあると言っても、部位によっては全く痛みを感じない箇所があれば、強い痛みを生じる箇所もあります。
顔→痛みはほとんど無いが、眩しさを感じる
背中→毛が薄く、皮膚も厚いため、痛みはほとんど無い
腕・脚→毛根が浅く、痛みはほとんど無い(肘、膝は皮膚が薄く骨に近いため、痛みを感じやすい)
VIO→毛根が深く、粘膜や骨に近いため痛みを感じやすい
脇→毛根が深く、骨に近いため痛みを感じやすい
このように医療レーザーによる永久脱毛には、個人差はありますが痛みを伴う場合があります。
脱毛が完了するまでどのくらいの期間通えばいいのでしょうか。一般的に1回の施術時間は1時間~2時間です。それ以上時間をかけてしまうとお肌に大きなダメージを与えてしまう恐れがあるからです。それを月に4回、2~4年という長い年月をかけてゆっくり脱毛を行っていきます。また部位によってもかかる時間が変わってきます。毛は成長しては抜けて、また生えてくるというサイクルがあり、このサイクルの期間は部位によって違うため、同じ時期に脱毛を開始しても、部位によってなかなか終わらない、ということがあるのです。
さらに脱毛効果があるのは、毛が成長している最中なので、その他の時期に行っても意味がなくなります。ですので、毛の成長に合わせて脱毛を進めることが重要になってきます。脱毛の効果も、毛質や毛の太さによって変わってくるので、人によっては長い期間通わなければいけないこともあります。
・永久脱毛=完全にはなくならない
・施術後は日焼けしない、乾燥させない
・施術完了までの期間は人それぞれで、だいたい2~4年はかかる
・成長期の毛に作用するため、一度に全ての毛を脱毛することができない